【スキンケアについて】変わらないもの、変えていくもの
こんにちは、P.G.C.D.の野尻です。
先日、休暇で長野県のとある旅館に行ってきました。
こちらは昭和初期に創業しており、
築90年以上の趣のある建物に泊まることができます。
建物・家具・庭・出迎えてくださる方々と、
様々なものが調和していて、
初めて訪れたのに居心地がよく、
どこか懐かしさまで感じさせてくれる空間でした。
建物は、水周りや暖房には新しい設備を取り入れている一方で、
階段が急勾配だったり、廊下を歩くと床板が軋んだりと
やや不便さを感じるところもありますが、
だからこそ日常とは切り離され、
ゆったりとした時間を楽しめるのかなと感じました。
建物の雰囲気、仲居さんの気遣い、お料理、
居心地の良い雰囲気と、心尽くしのおもてなしに
すっかりファンになってしまったのですが、
残念ながら来年から1年ほど改装のために休業されるそうです。
女将さんにお話を伺ったところ
「創業時からの想いを受け継ぎながら、
自分たちの世代だけでなく、次の世代のためにも
本質は変えず、建物や庭を守っていけるようにするために
少しお休みをいただきます」ということでした。
わたしたちP.G.C.D.も、
ブランド開始から2ステップのスキンケアは変わらず、
『サボン クレール』『サボン フォンセ』『ロシオン エクラ』
の3商品をお届けしています。
ただ、ずっと全てが同じではなく、
時代の流れや製造技術の進歩に合わせて
中身の成分やボトルのデザイン、材質の見直しなどを行ってきました。
長く続いていくためには、お客様に「美しくなる習慣」と
「その積み重ねの美」をお届けする本質は変えず、
よりお客様に喜びやワクワクをご提供できるように進歩を重ねる、
また、そのような努力の積み重ねが大事だと改めて感じました。