【スキンケアについて】靴の衣替え
こんにちは、P.G.C.D.スタッフの野尻です。
朝晩はひんやりと秋を感じる時季になって参りましたね。
日中は暑くなる日も多く、衣替えのタイミングに迷っていたのですが、
10月に入ったので、まずは靴から衣替えを始めてみました。
靴をしまう前に、明るい色の春物の革靴、真夏によく履いたサンダルをお手入れして
また来年活躍してくれるようにメンテナンス。
気温の高い時期に履いた春夏物はいっぱい吸った汗で塩分過多の状態。
ブラシでホコリを払ったら、少し湿り気を残して絞った布巾で
靴の周りと内側を優しく拭き、
蒸れにくいサンダルも足が触れる部分は、
トントンと濡れ布巾で軽く叩きながら拭きます。
靴の劣化を早める原因になる皮脂や塩分が薄まるように、
そして擦りすぎて素材を痛めないように優しく行います。
長期間収納する物は、カビを生やさないよう靴底の砂や泥も除去。
合成皮革や化学繊維の物は換気の良い場所で乾かせばお手入れ完了!
本革製品は水分だけのお手入れで終わらせずに油分も補給。
乳化性クリームや馬油を布地に着けて薄く塗り伸ばし、
表面が乾いたら布地の綺麗な面で優しく乾拭き。
小さな傷ならこれだけで目立たなくなります。
陰干しして内側まで乾けば、
新しい乾燥剤と一緒に次のシーズンまでおやすみです。
お手入れが大変と、以前は敬遠していた革靴も、
「汚れを落とす」「やさしく拭く」「保湿する」という
お肌のお手入れと同じでいいんだと気づいてからは、
すっかりお気に入りのアイテムになりました。
秋は季節の変わり目で、お肌にも夏の疲れが出やすい季節です。
秋の夜長には、いつもよりも少しだけ意識して、
ぜひ「ピンポン球大のたっぷりの濃厚でやさしく汚れを落とす」
「エクラのハンドプレスでしっかり保湿する」ことを心がけていただければ、
お肌も元気を取り戻してくれるのでぜひお試しください。