【スキンケアについて】朝と夜の美しい習慣と、父の記憶。
こんにちは、P.G.C.D.の男性スタッフ最年長の早苗と申します。
お盆休みも明けて、徐々にまた電車が混み始めましたね。
今週から本格的にお仕事モードの方も多いと思います。
我が家では、中学3年生の長男がそろそろ重い腰を上げて、
やっと勉強モードに入ろうとしています(何とも遅いですが)。
お子さんをお持ちの方は、来週あたりは夏休みの宿題の追い込みに
親子で大忙しのご家庭も多いのではないでしょうか。
男性向けのHOMMEブランドがスタートして以来、
P.G.C.D.をお使いになる男性が少しずつ増えてきました。
一方、ご家族やご友人の男性の中には、まだまだ
「男がスキンケアなんて必要ない」と思っている方も多いと思います。
実は私もそうでした。
ひどい汗っかきなので、特に夏場はゴシゴシ洗顔する。
それでも顔はいつも脂ぎっていて、制汗剤やフェイスペーパーに頼る。
これは生まれつきだから諦めるしかないと思っていました。
でもP.G.C.D.のスキンケアソープとロシオン エクラで、
朝と夜のケアを欠かさないようになってからは、明らかに変わりました。
もちろん、汗をかかなくなったわけではありません。
それなのに、以前よりも日中の嫌なベタつきがなくなってきたんです。
しかもエクラで保湿した肌は、これまでとは全然違う肌質に。
脂ぎった肌は保湿はいらないなんて、とんでもない間違いでした。
そして何より気持ちいいのが、ほんのわずかな時間でも、
自分を磨く時間をもてたことでした。
怠け者の私が、朝早くても、夜遅くても、きちんと洗顔の時間をとる。
忙しい中でも、丁寧に泡立てをして、しっかりと汚れを落としていく。
鏡に映った泡だらけの自分の姿を見て、ふと父のことを思い出しました。
大正生まれの父は、仕事以外は一切何もしないタイプの人でした。
料理もしなければ、もちろん洗濯や掃除もしない。
そんな父が、日曜日の朝、欠かさずしていたことがありました。
それは、靴磨き。
決してお洒落な人ではありません。ブランド品とも縁がありません。その父が、
毎週毎週、きっちり会社に履いていく5足の靴を自分で磨いていたのです。
から拭きをして、靴墨を塗り、ピカピカになるまで磨き上げる。
そんな習慣を何十年も続けていました。
今思えば、それは父なりの身だしなみであり、矜持だったのでしょう。
洗顔するたび、父のあの姿を思い起こし、
また洗顔する時間が楽しくなった気がします。
父とは流儀は違いますが、これがいまの私にとっての自分を磨く習慣です。
最近では、ニキビに悩んでいた長男が、
せっせと朝と夜に洗顔しているようです。決して口にはだしませんが。
私が仕事に行っている間に届いたフォンセとクレールを
真っ先に封を開けているようですから、私より熱心かもしれません。
もし彼が私と同じくらいの年齢になって、
洗顔しながら私のことをふと思い出してくれたら、と思うと
ちょっと幸せな気分になります。
男の鮮度を上げる、心地よい習慣。P.G.C.D.HOMME。
忙しさに追われている人こそ、はじめてみてはいかがでしょう。