【スキンケアについて】贈り物。
こんにちは。
P.G.C.D.スタッフの遠藤です。
外の気温も冬の厳しい寒さから徐々に抜け出し、
春の季節が近づいてきたと私は感じています。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
本日は、あまり華やかな内容ではないのですが、
私の実家での介護の事、そして私の母の事を記そうと思います。
2019年正月の帰省の際、父親が「最近、調子が悪い」と
独り言のように口にする為、私は病院へ行くように勧めました。
元々病院が大の苦手という事もあり、
なかなか足を運ばない父なのですが、
今回は正月が明けてすぐに病院へ。
検査をして判明したのは「癌の疑いがある」という事でした。
すぐに指定病院へ入院し、精密検査を行った結果は癌。
転移も見つかり既にステージ4。
手術や放射線治療は行えず、
抗がん剤治療からスタートとなりました。
そこから母や私も含め、家族総出で父の介護が始まりました。
介護というものは、精神的にも体力的にも、負担は想像以上。
私は現在も「父の状態が安定するまでの間は」と
隔週で実家に帰省し、母や父の手伝いを続けています。
まもなく還暦を迎える母は
父の入院・介護による疲れが日を追う毎に溜まり、肌にもその影響が。
そこである日、私は普通のお土産の他に
『スキンケア2ステップセット』を持って実家に帰省しました。
疲れが肌にでてしまった母に、
『サボン クレール』『サボン フォンセ』『ロシオン エクラ』
をプレゼントし、使ってもらいたいと考えたからです。
でも正直、「多忙な状況下の今のタイミングで渡すべきものなのか」
「今ではないのではないか」と、悩みました。
でも、変える事ができない現実を目の前にして、
その現実と向き合って行かなければならない。
背くことができない今があります。
私の答えは
「忙しい中でも、美しさを忘れてほしくない」
という事。
プレゼントした理由には、2ステップのシンプルさという
ブランドが大切にしている部分をスタッフとしてすすめたい、
という気持ちもあります。
しかし、それも大切ではありますが、
他にももうひとつ思った事があります。
「日々の生活の中で、慌ただしい時間を過ごす中で
朝晩のせめてひと時だけでも、多忙な時を忘れてもらいたい」
泡立てという「手を掛けて行う」ステップを踏む必要があります。
その一時が、現状に置かれている母にとって、
とても大切であるという事。
必要であるという事。
そう思って私は母へプレゼントしました。
これは、私の戯言でしょうか。
決して、そうではないと願っています。
幸い、母はとても気に入ってくれたようで使い続けてくれています。
父も抗がん剤治療を前向きに、そして根気強く続けてくれています。
これは終わりではなく、まだこれから。はじまったばかりです。
私は、少しでも親孝行ができてよかったと、そう思った次第です。
私が母にすすめた理由は、少し暗い話だったかもしれませんが、
あなたも大切にしている人へ、
肌友ギフトを贈ってみてはいかがでしょう?