【P.G.C.D.について】過去から未来へ
あけましておめでとうございます。
P.G.C.D.スタッフの佐々木です。
年が明けて半月ほど経ち、
始まりの清々しさに満ち溢れる今日この頃。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
私の年末年始休暇は落ち着いた日々で、
普段と変わったことといえば、久しぶりに大掃除をしたことくらい。
自分の部屋も念入りにホコリを取ってスッキリ。
いろいろ整理できたことで、このF1の写真をようやく飾る気になりました。
オークションで購入以来、10年ほどクローゼットの肥やしになっていたものです。
フェラーリ、カッコイイですね。
写っているドライバーはイワン・カペリ。
僕がF1にはまっていた時代の超“推し”で、
レイトンハウス時代のテレホンカードも今回の大掃除で発掘されました。
フェラーリ時代は期待されながらも、
マシンの戦闘力の低さもあいまって結果を残せず契約解除…
ファンにとってもフェラーリ時代の写真を見ると、
自然と苦い思い出がよみがえってきます。
でも、当のカペリ本人は一緒に戦ったフェラーリのスタッフとは
その後も良好な関係を築いたらしく、そのような話を知ってから
ようやく心穏やかに眺められるようになりました。
映画化もされた平野啓一郎氏の小説「マチネの終わりに」の中に、
『未来は常に過去を変えている』というような一節があるのですが、
この写真も僕にとってはそんなことを実感させてくれる1枚です。
たとえ失敗体験であったとしても、その過去を肥やしにした現在の生き方で
過去への捉え方(評価)が変わってくることもあるのだと。
ところで、もうひとつ大掃除で発掘されたものがありました。
昔購入したまま押入れに眠っていたこの本、
柳田邦男氏によるノンフィクション「零戦燃ゆ」。
もうそのまま処分してしまおうかとも思ったのですが、
軽い気持ちで読み始めてみると、ぐぐっと引き込まれてしまいました。
零戦ものはちょっとは読んできたつもりだったのですが、
各エピソードのディテールが他とは全然違いますね。
これはもう3部作の完読確定です。
断捨離の手が止まってしまうほどの、うれしい掘り出し物でした。
さて、新年なのに
このブログはプレイバックばかりの内容になってしまいましたが、
P.G.C.D.の2023年は、新たな扉を開け放つ新サービスがいっぱいです。
特に、定期便の新しいかたち「定期BOX」にはご注目ください。
肌育も髪育も、より快適に続けやすくなりますので、
ぜひ皆さまにご活用いただけましたら幸いです。